なぜ産後クライシスがあるのか?知っておきたい「なりやすい人」

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アロマ子育てカウンセラー・アロマインストラクターの杉原しほです。

あなたは、私って、もしかして産後うつ?産後クライシス?と思うことはありませんか?

産後の、まだ体も辛い時に気持ちが落ち込んで不安感が続くと、本当に辛いですよね。

そこで今回は、「産後クライシスになりやすい人」について、徹底的に解説します!

「なりやすい人」を知ることで、自分がどうなっていくのがいいのか、ぜひ考えてみてくださいね。

この記事がおすすめの人
出産後、気持ちが落ち込んで、不安感が続いて辛いママ
この記事でわかること
産後クライシスになりやすい人の特徴

そもそも、産後クライシスって?

「産後クライシス」は、医学的に定義されている言葉ではありません。産後の、ママだけの状態ではなく、産後のパートナー同士の問題として生まれた言葉です。

・ママの体に、産後に起こるホルモンバランスの変化

・出産後に待ったなしで始まる育児に対する夫婦の間の、気持ちや向き合い方などの温度差

・夫婦のコミュニケーション不足

こういうことが原因で起こる、夫婦ふたりの問題です。

出産や育児によって、それまでうまくいっていた夫婦関係が築けなくなり、夫婦が、一緒にいることにお互いに苦痛を感じてしまうこともあります。愛情が失われていって、最悪の場合、離婚にいたることもあります。

産後クライシスと産後うつの違い

「産後うつ」は、「うつ病」の中の一つで、医学上の病気です。出産したママ本人のみに症状が現れます。出産に伴うホルモンバランスの急激な変化や子育てへの不安から、不安感が強くなってしまって、ママが精神的に不安定になる病気です。

些細なことでイライラしたり、わけもなく涙が流れてきたりすることが続き、夜眠れなくなったり、食事が十分にとれなくなったり、心だけではなく、体にも、その症状は現れます。

「産後クライシス」は、病気ではなく、産後の夫婦ふたりの間の問題を表す概念です。産後の、夫婦ふたりの不仲を表す言葉として、定着しています。

産後うつと同じように、心身のケアは必要ですが、薬が処方されたり、診察の対象となるわけではありません。

産後クライシスになりやすい人

産後クライシスになりやすい人には、特徴があります。

・真面目な性格の人

ちゃんとやらなければ!という意識の強い人ほど、その傾向は強くなります。体にも出産後のダメージが残ったまま、それまでと同じように、家事も育児もちゃんとやることはできませんよね。

・家族との関係がうまくいっていない人

パートナーが、手伝ってくれないどころか、話も聞いてくれない場合や、同居している場合に、義両親との関係にストレスを感じている場合も、夫婦ふたりの関係性が難しくなる傾向にあります。

・相談相手がいない人

はじめての子どもを出産したママにとっては、育児は何もかもがはじめての経験になります。先輩ママやママ友など、相談できる相手がいたり、不安や悩みを分かち合える人がいないと、不安をやわらげることはできません。

ネットや育児書だけを頼りに、はじめての経験にチャレンジしている状況は、決していいものとは言えませんね。

・長期間の里帰り(別居)をしている人

ママにとっては、産後、体を休めながら、育児のサポートも受けられるのが、里帰りのメリットです。でも、期間が長引くほど、その間、パートナーは独身に近い状態に戻っています。

ママは、妊娠中はおなかに赤ちゃんがいる状態で、出産後も、赤ちゃんと一緒にいます。

赤ちゃんと離れている時間が長くなると、育児に対する熱量に、ママとパートナーとの差が生まれやすくなります。ママにとっては、自分と同じ熱量ではないパートナーとの落差に、ストレスが生まれてしまうことになるのです。

・高齢出産をした人

決して、高齢出産が悪いわけではありません。でも、出産時のママの年齢が高くなると、心身の負担がより大きくなります。負担が大きくなる、ということは、ストレスも強く感じてしまう傾向にある、ということです。

まとめ

このように、ママが抱えるストレスが大きくなりやすい環境にいたり、ママ自身が完璧主義で真面目すぎる性格だと、パートナーとの溝も深まってしまいます。どうして分かってくれないの?と、攻撃的になってしまうこともあるかもしれません。

ま、いっか!と思える気持ちの余裕がある方が、ラクになります。ストレスを溜めすぎないように注意してくださいね!

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